2023.04.25
2023.04.27
男女トラブル
ストーカーによるトラブル
ストーカーされている
元彼・元カノがストーカー化した...。ストーカーの心理&被害を最小限に抑える方法について解説

恋人と別れた後、相手の態度が豹変して付きまとわれるようになった...。
別れた後も毎日のようにメッセージや電話がきたり、家の前で待ち伏せされている...。
など、元恋人がストーカー化してしまうケースは珍しくありません。この記事では、別れた後にストーカー化してしまう人の心理や対処法について解説します。
どこからがストーカー行為にあたるのか
ストーカー行為は段階的に進んでいくため、どこからがストーカー行為に当たるのかを見極める必要があります。
ストーカー規制法によると、次の行為は「つきまとい等」として規制されています。
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- つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
- 監視していると告げる行為
- 面会や交際の要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS・文書等
- 汚物等の送付
- 名誉を傷つける
- 性的しゅう恥心の侵害
つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
自宅や職場、学校などの近くで待ち伏せや見張りをされる、直接押し掛けられる、尾行されるといった行為を指します。
監視していると告げる行為
あなたの行動や服装等を監視していることをLINEやメール、電話等で伝えられたり、家に帰宅したタイミングで「お帰りなさい」などと連絡が来ているような場合、つきまとい行為にあたります。
面会や交際の要求
面会や交際、復縁などを迫る、プレゼントを受け取るように要求するなどの行為を指します。
乱暴な言動
あなたに対して「バカ」「この野郎」などと怒鳴ったり、そういった内容のLINEやメールを送ったり、家の前でクラクションを鳴らしたりするような行為が該当します。
無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS・文書等
拒否しているにもかかわらず何度も電話をかけてきたり、SNS等でメッセージが送られてくる場合、つきまとい行為にあたります。
汚物等の送付
汚物や動物の死体といった不快感や嫌悪感を与えるようなものを送りつけてくることを指します。
名誉を傷つける
根拠のないことを言って名誉を傷つけたり、社会的な地位を低下させたりするような行為をいいます。例えば、SNSや掲示板等で悪口を書き込むような行為が該当します。
性的しゅう恥心の侵害
付き合っているときに撮影した裸の写真をばら撒いたり、わいせつな写真や本、手紙などを送りつけたりするような行為のことです。
これらの「つきまとい等」が繰り返し行われた場合、「ストーカー行為」として罰則が設けられています。ストーカー行為をしたものに対しては、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。少しでも思い当たる場合、早急に対処する必要があります。
ストーカー行為は段階的に発展します。「少し連絡が多いだけだから大丈夫だろう」などと軽く考えて放置しておいた結果、命の危険に晒されてしまったようなケースも珍しくありません。
ストーカー化してしまう人の心理
ここでは別れた後にストーカー行為を行ってしまう人の心理について解説します。
別れを受け入れられない
あなたとの別れを受け入れられず、恋人関係を続けたいと思っているケースです。別れた後にも、元の関係を復活させるためにストーカー行為に走ることがあります。
自己肯定感の欠如
ストーカー化してしまう人の多くは、自己肯定感が低く、自分自身に対する不安定な感情を抱えています。あなたとの関係を持ち続けることで、自分が大切にされていると感じていたい、自己肯定感を保ちたいという欲求から、ストーカー行為に走ることがあります。
復讐心
突然音信不通になったり、別れる理由を曖昧にしていたり、好きな人がいると伝えて別れたりした場合、あなたに対する復讐のためにストーカー行為を行っていることがあります。あなたを傷つけたり、困らせたりすることで、自分の感情を解消しようとしているのです。
ストーカー被害に遭った時の対処法
警察に相談する
元彼や元カノからストーカー被害を受けた場合、すぐに警察に相談することが大切です。警察は、ストーカーに対して警告や禁止命令等の措置を取ることができます。場合によっては捜査の後、検挙や補導されることもあります。身の安全が危ぶまれるようなケースでは、自宅周辺のパトロールを強化してもらうなどの対策をとってもらうこともできます。
専門家に相談する
ストーカー行為については法律で規制されているため、悪質なケースについてはすぐに警察が動いてくれます。一方で、「警察に相談したものの、全く動いてくれなかった...」というパターンが多いのも事実です。
実際に被害に遭っていたとしても、証拠が不十分だとストーカー相手に対して警告や禁止命令が出されなかったり、満足に捜査をしてくれなかったりと、積極的に動いてくれないことがほとんどです。
ストーカーの犯人を警察に取り締まってもらうためには、ストーカー行為の証拠を提示する必要があります。「トラブルなんでも解決屋」では、ケースに応じて警察に動いてもらえるだけの有効な証拠を集めることが可能です。場合によっては警告や禁止命令を出してもらうよう要請したり、捜査を促したり、示談や民事訴訟を行うなど、それぞれの状況に応じた適切な手段を取ることができます。
身の安全を確保する
ストーカー被害から身を守るためには、証拠収集や警察への相談と並行して、自身の安全を確保することが非常に重要です。ストーカーから距離を置いたり、家の鍵を変えたり、セキュリティを強化してください。また、家族や友人、新しい恋人など、身近な人にストーカー被害に遭っていることを伝え、協力してもらうことも大切です。
最後に
元恋人がストーカー化してしまう理由はさまざまです。特に、喧嘩別れをしてしまったり、別れる理由をきちんと伝えないで音信不通になってしまったケースなど、相手があなたと別れることに対して納得していない場合、元恋人がストーカーになってしまうことは珍しくありません。
ストーカー行為を放っておくと、最悪の場合は命に関わります。過去には元交際相手本人ではなく、その親と祖母がストーカーに殺されてしまった事件も起きています。大げさだと考えずに、早期に専門家に相談して対処することによって、被害を最小限に食い止めることが可能です。
「トラブルなんでも解決屋」はストーカー問題に対しての専門家も多数在籍しております。東京公安委員会の認可を受けており、ストーカー事件に対しての適切な解決策や証拠収集も得意としています。
大きなトラブルに発展する前に、一度ご相談ください。
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