2024.09.27
2024.10.09
男女トラブル
慰謝料トラブル
結婚の約束をしていた相手が音信不通になったら?婚約破棄に該当する?

こんにちは、
トラブルなんでも解決屋 男女トラブル部署責任者の髙橋です。
結婚の約束をしていたパートナーと
急に連絡が取れなくなり、
行方をくらませてしまったら
あなたはどうしますか?
婚約をしていたパートナーが
姿を消してしまった心理とは?
連絡がつかない相手を探し出す方法は?
もし、探し出すことができたとして
再構築や慰謝料の請求は可能なのでしょうか?
詳しくお話していきます。
髙橋
SNSなどで人探しをしている人のなかには、婚約者が行方不明になったという方も実は少なくないのです。
1.婚約者が音信不通に?
結婚の約束をしていたパートナーと
連絡が取れなくなってしまったら、
取り残されてしまった本人は
途方もない悲しみに暮れることは想像に易いです。
もしパートナーの行方が判明したとして
パートナーに結婚の意思がなくなってしまっていたら
やむなく婚約破棄となるケースもあります。
その場合慰謝料を請求できるケースとは、
どんなケースなのでしょうか?
1-1.婚約していたことを証明できる場合
結婚の約束をしていたことを証明できる場合、
婚約破棄の慰謝料を請求することができます。
結婚の約束をしていた証明とは、
- 書面に婚約の旨を両名のサイン付きで記載していた
- 婚姻届けを記入して保管していた
- パートナー、自身の両親に挨拶し結婚前提である旨話していた
- 共通の友人などに結婚の意思があることを話していた
- 同棲期間が長く事実婚状態であった
などが該当します。
1-2.結婚詐欺と判断された場合
結婚をにおわせ金銭を要求したり
物を貢がせたりすることで
ロマンス詐欺・結婚詐欺と判断された場合、
民事だけでなく刑事事件となることがあります。
民事訴訟を起こすのであれば、
お金を振り込んだ通帳や、物品を購入した領収書などを提示することで、
結婚詐欺に相当すると判決が下る可能性が高いです。
1-3.一方の思い込みで「婚約した」と認識していることも
中には、好意を募らせた相手との結婚願望が高じたことで
付き合った事実がない相手に対して
婚約していると言い張りつきまとい、
ストーカー行為によって相手が距離を取っている場合もあります。
その場合、婚約破棄や結婚詐欺の慰謝料は
当然請求することはできませんし、
逆にストーカー規制法で罰せられてしまう可能性があります。
2.婚約者が失踪する心理とは
婚約者が急に連絡手段を絶ち
行方をくらませてしまうのは、
どんな心理からくる行動なのでしょうか。
2-1.結婚に重圧を感じている
付き合っていた当時や婚約をしたときは
幸せを感じていたとしても、
たとえば、仕事のことや結婚生活のこと、
家事分担やマイホームのローン、
今後生まれるかもしれない子どもを養育する費用など、
これまで自分ひとりで完結していた生活が
結婚することで他人と共存する生活になり、
それに対してプレッシャーを感じる人もいるようです。
2-2.結婚の意思が低かった
そもそも結婚したいという気持ちが強くなく、
相手や家族にせかされることで
なし崩しに婚約してしまったものの、
気持ちが追い付かずに失踪を選択する方もいます。
2-3.他に付き合っている人がいた
パートナーには他にも恋人、
最悪の場合配偶者がいるという可能性もあります。
過去に実際に、既婚の身にも関わらず
単身赴任中に赴任先の地で出会った異性と
交際し、婚約の話になったときに
身元調査によって既婚者であることが判明した、
というケースがありました。
結婚の約束が具体化する前に逃走する形になります。
3.行方不明の婚約者を探す方法は?
姿を消してしまった婚約者を
すぐにあきらめることは到底難しいと思います。
婚約するまでのプロセスがあり、
交際期間で培った関係を信じたいという気持ちから
婚約者の行方を捜すという選択をする方は多いです。
連絡のつかない婚約者を探す方法とは?
3-1.共通の知人に聞き取りをする
共通の知人に、婚約者が行きそうな場所や
頼りそうな人間を聞き取りすることで、
失踪先が見つかることがあります。
完全に新天地に行くことは考えづらく
所縁のある地や所縁のある人のいる地に
身を隠している可能性が高いです。
3-2.婚約者の家族に連絡を取る
もし、婚約者の家族の連絡先や自宅を知っているのであれば
連絡を取って婚約者の所在を聞くという選択もできます。
婚約者の実家に帰っているという可能性も十分にあります。
3-3.探偵・興信所に調査を依頼する
探偵・興信所などの調査会社では、
人探し調査を依頼することができます。
費用の相場は、調査会社や調査期間、
調査方法、調査員の人数などによって上下しますが、
10万~100万円と言われています。
費用はかかってしまいますが、
プロによる調査がおこなわれ信頼できる情報を
入手できる可能性がとても高いです。
4.注意すべき点
婚約者が行方不明になってしまったとき、
様々な方法で婚約者に関する情報を
得ようと試みるのではないでしょうか。
その際に気を付けなければならないことは
ネットを信頼しすぎないことです。
SNSなどで、婚約者の写真つきで
婚約者のおおまかな情報を記載し
人探しをしている人も多くいますが、
記載した情報を悪意ある人に利用されてしまったり、
嘘の情報を教えられ捜索をかく乱されてしまうこともあります。
確実に信頼できると判断した情報だけ取り入れ、
情報提供金狙いのガセ情報に踊らされることの
ないように十分に気を付けましょう。
5.まとめ
婚約までしていたパートナーが
突然音信不通になり行方をくらませてしまったら、
取り残されてしまった側は
深い悲しみや動揺に襲われてしまい、
すぐにパートナーの居場所を探す
気力がわかないことも少なくありません。
ですが、時間が経てば経つほど
相手の居場所を特定することが困難になり
慰謝料の請求も難しくなることがあります。
トラブルなんでも解決屋では、
男女関係に関するご相談を
専門のカウンセラーが承っております。
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