母が不倫している?母の不倫をやめさせるにはどうするべき?

2024.09.11

2024.09.11

家族トラブル

パートナーとのトラブル

母が不倫している?母の不倫をやめさせるにはどうするべき?

1.熟年離婚とは

こんにちは、
トラブルなんでも解決屋 家族トラブル部署責任者の元木です。

一度は家族になった夫婦が別れる原因ランキングの
上位に常に入るのが異性関係、
いわゆる「不倫」なのですが、
不倫で離婚になってしまうのに年齢は関係ありません。

熟年離婚という言葉があるように
子供が成人してからも不倫関係を続け
50代や60代になってから離婚するケースも少なくありません。

もし、母が不倫している気配に気づいたら、
子どもとしてなにかできることはあるのでしょうか?

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<p class="speech-bubble-icon"><img src="/uploadimg/parent_666d4ba98da10.png" alt="" width="160" height="160" /> <span style="white-space-collapse: preserve;">元木</span></p>
<p class="speech-bubble-txt">母の不倫に気づくきっかけや、父へ相談するときに気をつけるべきこととは?</p>
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1.熟年離婚とは

熟年離婚とは、
一般的に結婚して20年以上経過した夫婦が
離婚することをいいます。

女性の社会進出が進んだことや
DV・モラハラという言葉が広く知られるようになったことで
近年の熟年離婚率は増加傾向にあります。

離婚した夫婦のうちの4組に1組が熟年離婚と言われています。

1-1.熟年離婚の原因

熟年離婚になる原因は、
パートナーとの価値観の不一致、異性関係、
DVやモラハラなど様々ですが、
子どもが成人したことをきっかけに
離婚を決意することが多いようです。

そのため、若いうちは離婚という選択肢を
持ちながらも、子どものために耐えて、
子どもが独り立ちしたタイミングで
熟年離婚となります。

2.母が不倫している?

離婚原因ランキングの上位に常にランクインしている
「異性関係」ですが、いわゆる不倫のことを指します。

不倫は法的に「不貞行為」といい、
不貞行為は離婚事由となり、した側の有責事項となります。

有責事項とは離婚の原因を作った側を指す言葉であり、
中には「離婚時には女性が必ず慰謝料を親権をもらえる」と
勘違いしている方もいるようですが、
有責側が慰謝料を支払うことになり、
親権や財産分与なども有責側でない方に有利になることが多いです。

2-1.母の不倫に気づくきっかけ

もし、自分の母が怪しい行動を取っていたら
子どもとしてなにかできることはあるのでしょうか?

まず、母の不倫に気づくきっかけには

  • 服装や下着のセンスが変わった
  • 化粧をしたり美容院に通ったり身綺麗になった
  • 家事をしなくなった
  • 外出が増えた
  • 残業・休日出勤が増えた
  • 携帯を手放さなくなった
  • 家族にそっけなくなった

などがあります。

家庭によっては、長年一緒に過ごした父より
子どものほうが母の違和感に気づくこともあるようです。

2-2.母の不倫相手は?

母の不倫相手として考えられるのは、
職場で長い時間ともに過ごす同僚や上司・部下、
ご近所に住む異性、学校の先生などです。

同窓会などで久しぶりに顔を合わせた元同級生と
不倫関係になることも多いです。

また、実は父と結婚する前から関係が
続いていたというケースもあります。

3.不倫をやめさせるには

母の不倫が確信のものとなったら、
子どもとしては不倫をやめさせたいと
思うのが自然なのではないでしょうか。

ですが、止められれば止められるほど
許されざる不倫という関係に燃えてしまう
パターンも考えられます。

父に内緒にして母に不倫をやめるよう説得しても
素直に聞き入れてもらえるとは限りません。

母の不倫をやめさせるには、
不倫の証拠を掴み、母と不倫相手にしっかり釘をさすのが
結果的に良いこともあります。

3-1.不倫の証拠を確保する

不倫の疑惑が浮上したとき、
なぜ必ず不倫の証拠を確保するべきなのでしょうか?

それは、状況証拠ではなく、
第三者から見て不倫がたしかにあったという物的証拠を
確保することで、協議・調停・裁判などになった際に
相手側に有責事項があることを示すことができるからです。

状況証拠だけではいくらでも言い逃れができるうえ、
証言のみでは証拠というには弱いのです。

そのため、

✓性行為の写真や動画

✓ベッドでの裸のツーショット

✓ラブホテルの出入りの写真

✓ラブホテルの領収書やクレジットカードの明細

✓性行為の感想などのLINEやメッセージのスクリーンショット

など、不倫の証拠として有効な物的証拠を
確保することを必ずおすすめします。

3-2.不倫をやめるように説得する

上記のように不倫の証拠を確保したうえで、
母と不倫相手の関係をやめるように説得します。

証拠があるため、母が父と離婚となった際、
母側の有責事項として、父は母と不倫相手に
慰謝料を請求することができます。

父がもし母との再構築を望んだ場合、
今後の再構築の条件などを公的証書として
残しておくことをおすすめしますが、
不倫の証拠があることで父に有利な条件を
盛り込むことも可能です。

再構築を選択したにも関わらず
不貞を再びはたらくなどすれば、
母へ慰謝料の請求、財産分与、親権などの面で
父側に有利に離婚をすることができます。

 

4.とってはいけない行動

あくまでも、母と結婚しているのは父であり、
夫婦の関係の継続をどうするか決めるのも父です。

子どもとして、母が不倫していることに
憤りを覚えるのは当然のことですが、
父の意思を無視して行動に移すのはおすすめしません。

父の意思に添いつつ、家族が今後
もっともよい形になるように
冷静に考えて行動を起こしましょう。

不倫に感づいたら、ある程度確証を持ってから
父や兄弟などに相談することをおすすめします。

くれぐれも、証拠がないのに
母や不倫相手に直談判するのは絶対にやめましょう。

5.まとめ

いかがだったでしょうか。

不倫とは、年齢関係なく起きることがあります。

家庭のストレスや仕事のストレスなどから
外にいる異性にときめきや癒しを求めて
不倫に走ってしまう人も少なくないようです。

もし、母の不倫に気づいたら、
父やご自身、兄弟のことはもちろん、
母にとっても良い形で解決する最善の道を探しましょう。

家族や友人に相談しづらい内容ではありますが、
ひとりで抱えて悩む前にぜひ一度ご相談ください。

トラブルなんでも解決屋では、
両親の不倫問題に関するご相談を
専門のカウンセラーが承っております。
豊富な経験と実績に基づき、
あなたのお悩みをお伺いし、
最適な解決策をご提案いたします。