2023.04.25
2023.05.16
法人トラブル
社内調査
コンプライアンス違反
スタートアップCEOが知っておくべき、ありがちなトラブル5つとその対処法

トラブルなんでも解決屋の越谷です。
今回は、スタートアップの経営者のみなさまにぜひ知っておいていただきたいトラブルと、その対処法についてお伝えします。
これまで多くの会社のトラブルの解決を承ってきましたが、多くの会社では事業が軌道に乗ってきた頃、必ずと言っていいほど予測していなかったトラブルや事件が起こっています。
多くのCEOの方々が、自分の会社に限ってそういったことは起こり得ないと思っているようです。しかし社内・社外、事態の大小を問わず、予想だにしていなかったトラブルは起こります。そういった事態に少しでも早く対処できるよう、会社経営上起こりがちなトラブルとその対処法についてまとめました。ぜひご一読ください。
①経理担当者の不正行為
経理担当者による横領事件は度々ニュースでも話題になっていますが、報道されているのは氷山の一角で、従業員による横領等の不正は決して珍しい話ではありません。
不正が起きた場合、横領された額を本人に請求することになりますが、請求やその調査は長期にわたることが多く、確実に被害額を全て回収できる訳ではありません。
横領等の不正行為が起こりうることを認識し、事前に対策を講じることが重要です。
例えば、小口現金や通帳は少なくとも月に1回はチェックする、支払い先・支払い金額・支払い内容を記載した出金伝票の提出を義務付けることで架空請求を防ぐ、小売店舗の現金は当日中に口座入金するなどといった不正行為を防ぐための仕組みを整えることが大事です。
②社員の退職にまつわるトラブル
退職時のトラブルに関するご相談も非常に多く寄せられています。
法的に誤った対応や、従業員に不満や不信感を与える対応はトラブルを招き、会社に大きな打撃を与えます。在職中の対応に不満を感じている社員が退職後に訴訟に踏み切るといった話は少なくありません。
退職時に起こりがちなトラブルを次に挙げておきます。
・アルバイトの無断欠勤が続き、そのまま出社しなくなる
・不当解雇を裁判で訴えられる
・残業代を遡って請求される
・退職届の提出を拒否される
・openwork等の転職情報サイトに会社の悪評を書き込まれる
・退職時に社外秘のデータを持ち出された
このような退職時にまつわるトラブルを未然に防ぐには、法律を守って対応することはもちろん、就業規則に解雇や退職金等に関するルールを明文化しておくことが重要です。
③売掛金未払い
お金にまつわるトラブルも非常に多いです。
創業当初、売上を計上することに一生懸命になり、「来月には払いますから」といった買い手の言い分を信用してしまい、約束期日にお金を払ってもらえない、売掛金を回収できないという事例は少なくありません。資金力がなく払えない、転売して儲けるはずだった商品が売れずお金が入らなかったなどといった理由から、買い手が代金を払ってくれないことがあります。
掛売りの取引をする場合、売掛金を確実に回収できるようにしておくことが必要不可欠です。資金繰りが苦しい創業時、入金予定のお金が入ってこないという事態は、経営上致命的な影響をもたらします。そのため相手が本当に代金を払ってくれるのか、きちんと調べてから取引することが重要です。信用調査会社に依頼し、信用情報を確認するのも有効な手立てといえます。その後、信用状態に不安があれば弁護士に相談しましょう。
④パワハラ・セクハラ
企業規模を問わず、ハラスメントは多くの企業でますます問題になっています。
上司が部下に対して強い口調で指導したことに対し、部下の側からパワハラだと訴えられるということがあります。
特に業務が忙しいスタートアップでは、業務量に対する給与が見合っていないなどと不満が溜まりがちです。つい適切でない発言をしてしまったり、強い口調で業務改善の指導を行ったりすることもあるかと思いますが、パワハラを訴える側は録音などで証拠を残している場合も多いため、些細な発言が命取りになります。
一度でも上司が限度を超えた発言をしたことによって、部下の側に慰謝料を支払うよう命じられた裁判例も存在するため、細心の注意を払う必要があります。セクハラについても同様です。
こういったハラスメントについては、ハラスメントが生じないような労働環境を整備することが必要です。また、もし被害申告があった場合、事実調査を行う必要があります。被害者が一方的に悪いと決めつけて事実調査をしなかったりすると、訴訟に発展した際に会社が対応しなかったとして、賠償金が膨らむ場合があります。リスク回避のためにも、迅速に事実調査を行うことが必要です。
⑤炎上トラブル・風評被害
バイトテロやSNSでの炎上、風評被害等、ネット上でのトラブルも年々増えています。
アルバイトがInstagramに悪ふざけをした動画を投稿し炎上してしまう、退職者や顧客からTwitterやGoogleレビュー等に言われもない悪評を書き込まれるといったものまで、さまざまなトラブルが起きています。
SNS上での炎上、バイトテロについては未然の対策が欠かせません。社員教育の徹底、ルール整備などをトラブルが起こる前に行っておくことが重要です。
また、売上や採用等に悪影響を与えかねない誹謗中傷、風評被害については発見次第直ちに対応を取ることが必要となります。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
スタートアップが陥りがちなトラブルについて解説しました。
弊社でも様々な企業様のお悩みを日々取り扱っています。事案によっては警察署への証拠提出、行政や弁護士との連携を行います。
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