社内不倫を放置しておくリスク
公私混同による不正行為
公私混同されることで、本人同士のプライベートな旅行や食事を経費として精算したり、勤怠データを不当に操作するなどの不正行為が行われることがあります。会社のメールを私用で使っていたり、社内の施設や部屋で密会していたり、社用車内で関係を持っているなどといったことも珍しくありません。
業務の生産性低下・モチベーションの低下
社内不倫によって社内の秩序が乱れ、当人以外の社員のモチベーションを低下させる恐れがあります。不倫関係の二人が同じ部署やプロジェクトに入っている場合、当然周りの社員は気を遣います。
不倫は通常バレないように行われるものですが、大抵の場合は当事者以外も不倫の事実について知っていることがほとんどです。
セクハラ・パワハラへの発展
二人の関係が悪化した場合、立場の強い方から弱い方へパワハラ・セクハラが行われるような状態へと発展してしまうリスクがあります。男性上司と女性部下という組み合わせでは、破局後に「男性にパワハラ・セクハラをされていた」などと虚偽の内容を訴えてくるパターンも珍しくありません。
配偶者がクレームを入れてくることも
二人の関係が配偶者に発覚した場合、配偶者が会社に乗り込んでくることもあります。毎日のように会社に押しかけてきたり、一日に何度も電話をかけてくるなど、その内容がどんどんエスカレートしてしまう場合も多いです。
情報漏洩のリスク
当事者のうちどちらかが機密情報を扱う業務を行っている場合、不倫相手に機密情報を漏らしてしまうことも少なくありません。「この人なら大丈夫」と油断することで、部署外の人間に公開してはならない情報を漏らしてしまうのです。これが後々大きなトラブルに発展する恐れもあります。
突然の退職の可能性も
実は成績優秀で能力の高い社員ほど、社内不倫をしていることが多いです。二人が破局した場合や不倫が配偶者に発覚した場合など、どちらかから退職を切り出されることも少なくありません。しかし、パフォーマンスの高い社員が辞めてしまうのは会社にとっても大きな痛手となります。