インスタグラム

Instagramとは
2010年にFacebook社によって開始された無料の写真共有のWEBサービスです。
2014年に日本語版が開設され、写真に特化するという今までありそうでなかった特性から爆発的に利用者数を伸ばしていき、2020年時点で世界で利用しているユーザー数は10億人以上となっています。
日本においては、10代~20代の女性を筆頭にユーザー数を伸ばし続けています。
2019年の日本におけるアクティブユーザー数は3300万人と言われています。
国内ではインスタの愛称で親しまれ、手軽にフォトジェニックな写真を共有できるのが特徴です。
俗に「インスタ映え」と呼ばれるような、写りの良い写真を投稿し、フォロワーに観てもらうことが主な目的となっています。
Instagramは他のSNSと比べると、他人の投稿をシェアする機能は少ないものの、他のユーザーから「いいね」をもらうことができます。
若い世代を中心に、より多くの「いいね」をもらうことを目的として利用するユーザーも多く存在しています。
Facebook社の運営するサービスではありますが、実名での利用が基本となるFacebookとは違い、Instagramはニックネームでの登録が可能です。
そのため匿名アカウントや捨てアカウントでの誹謗中傷のリスクを伴います。
また前述の「いいね」機能の数を求める余り、行きすぎた写真や動画を投稿して問題となるトラブルも多く見られます。
Instagramで
起きやすい
トラブルの傾向
- ネットストーカー
- 誹謗中傷(匿名も含む)
- 個人情報の悪用
- 炎上
- 写真の無断転載
- 成り済まし
- 詐欺、金銭トラブル
- ビジネス勧誘
CASE STUDY
解決事例
1
ご相談内容
インスタに投稿した写真を無断転載された。
それだけではなく、あたかも本人であるように振る舞われるなどのなりすまし行為をされている。
更には実際の友人を含めたフォロワーがなりすましアカウントを自分だと思い込み、交友関係に支障が出ている。
犯人を特定して問題を解決したい。

名前 | 伊藤 愛子 様(仮名) |
---|---|
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 事務員 |
婚姻の有無 | 独身 |
調査概要
伊藤様(以下、依頼人)は日常的にInstagramを使い、友人との旅行やランチの風景、
ファッションのコーディネートなどを投稿していました。
依頼人のフォロワー数は比較的多く、相談時点で約400人のフォロワーがいました。
人気のアカウントにはよくあることですが、依頼人が投稿する写真は何度か無断転載の被害に遭っていました。
過去には無断転載を行っているアカウントを運営に通報し、対応したこともあるそうです。
基本的に依頼人のアカウントと無断転載をするアカウントは見分けがつくため、フォロワーからの誤解もなく問題にはなりませんでした。
しかし、ある頃から依頼人の投稿写真を使うだけではなく、依頼人の投稿した画像を加工し、あたかも依頼人本人であるかのように振る舞うなりすましアカウントが視られるようになりました。
次第にそのアカウントの投稿はエスカレートし、依頼人として暴言とも取れるような投稿をしたり、依頼人のフォロワーを貶めるような投稿を始めました。
依頼人の裏アカとして振る舞うことで、依頼人のフォロワーの中には依頼人本人と信じて、依頼人をブロックする人も出ているそうです。
運営に相談はしているものの、中々解決せずに危機感を覚えた依頼人は弊社に連絡。
依頼人の希望は、なりすましを行っている犯人(以下、対象者)の特定。
さっそく、依頼人からいただいた事前情報を元に解析調査に着手しました。
まずは対象者の人物像を特定するところから始まりました。
このようなアカウントは、自身が悪質な行為をしている自覚があるため、なかなか個人を特定できるような痕跡は残しません。
そこで、ある程度のプロファイリングを行った上で調査を行うことにしました。
依頼人のフォロワー数は確かに多いものの、Instagram全体の中で突出しているとは言えません。
このなりすまし行為には必ずと言っていいほど、何かしらの動機があります。
まず考えられるのは依頼人に対する"嫉妬"の感情を抱く人物。
依頼人と全く関わりがない人物とは考えづらいことに着目しました。
フォロワー数やいいねの数を妬む人物、つまりは現在もしくは過去に依頼人のアカウントと交流を持った人物に焦点をあて、調査を進めました。
調査手法については、機密情報を含むため記載を控えますが、調査の結果、対象者の候補を数名まで絞り込むことに成功しました。
その後、2週間に渡り解析調査を継続して行った結果、
依頼人のなりすましを行っている人物が、
なりすまし以外で利用しているアカウントを特定することに成功しました。
そのアカウントは依頼人のフォロワーであり、現在もInstagram内で依頼人と交流を行っている人物でした。
ここまでの調査結果を依頼人に報告したところ、Instagramでの交流だけではなく、実際の交友関係もある人物であるとのことで、強いショックを受けられていました。
対象者のなりすまし投稿は非常に悪質なものであり、場合によっては弊社から調査レポートを依頼人が委任する法律事務所へ提出することもありますが、今回は依頼人が「対象者本人と直接話し合いたい」という意向であったため、弊社の介入は控えました。
後日、対象者本人と話し合い、該当アカウントが削除されたとの報告を依頼人より頂きました。
結果にはショックを受けたが、依頼して良かったとのお声を頂き、本案件を終了としました。
SNSトラブル探偵事務所
Instagramトラブル担当
寺本
2
ご相談内容
職場で気になる女性がインスタグラムを使っていることを知った。
非公開アカウントのため、内容を知ることができない。
なんとかして彼女のプライベートが知りたい。

名前 | 岡本 孝之 様(仮名) |
---|---|
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
婚姻の有無 | 既婚 |
調査概要
岡本様(以下依頼人)は職場で事務を担当している年下の女性(対象者)のことを
以前から気にかけており、普段からよく話す仲です。しかし会社内での交流しかないため、
依頼人様は対象者のプライベートを知りたいと考えていました。
そんな折、対象者とその同僚の会話から、対象者が頻繁にInstagramに投稿をしていることを知りました。
依頼者様はSNSの利用をほとんどしておらず、Instagramの詳細がわからなかったそうです。
Instagramは若い女性のするものだというイメージもあり、手が出せなかったともいいます。
依頼人様はSNSに詳しい同僚の男性からInstagramの詳細を聞き、対象者のアカウントを確認しようとしました。
対象者のInstagramアカウントは非公開設定(鍵アカ)になっており、依頼人様は見ることが叶わなかったそうです。
依頼内容は対象者のInstagramの投稿内容を知ることと、恋人関係の調査。
早速SNSトラブル探偵は調査に乗り出しました。
まずは対象者のInstagramアカウントの確認です。
本当に対象者本人のアカウントであるかを調べ、本人であると確定したところで本格的な調査を開始。
依頼人様に提供していただいた情報から、対象者をフォローしている人物を特定し、傾向を分析。
SNSトラブル探偵事務所独自のノウハウを使い、
対象者のInstagramの投稿内容を確認しました。
内容は親しい友人と遊んだ記録や、自作の料理の写真などが多く、直接的な恋人の姿は確認できませんでした。
しかし写真の構図や投稿へのコメントを分析した結果、対象者と特別親しくしている様子の男性が浮かび上がりました。
SNSトラブル探偵事務所内で蓄積されているテクニックを使って、男性の交友関係も調査。
すると対象者と恋人関係であることがわかりました。
対象者のInstagramの投稿内容、恋人関係を依頼者様に報告。
依頼人様は最初は戸惑った様子でしたが、対象者に恋人がいることから気持ちを切り換え、自身のご家庭に専念されるようになりました。
依頼人様の納得を確認し、調査を終了。
SNSトラブル探偵事務所
Instagramトラブル担当
斎藤